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Still life & Product Photography

窓からの自然光で撮る商品写真・セーターの撮影

      2017/10/16

こんにちは!フォトグラファーの根本です。

今回は洋服の撮影をしてみたいと思います。

洋服には年齢や性別、カジュアル、フォーマルなどがありそれぞれ注意すべき点が少しずつ違います。

今回はカジュアルなセーターを撮影してみます。

セーターのふっくらした生地感が出したいのでそのあたりを注意して撮影していきたいと思います。

それでは早速はじめましょう!

セーターの撮影

今回もまずはじめに完成写真をお見せしたいとおもいます。

セーターcc

撮影の際には、ウールのセーターの生地感や編み目がしっかりとわかるようにしました。

生地にボリュームがあるので、なるべくふっくらとした感じに見えるようにしています。

黒のボタンが服に馴染んで目立たなくなりそうだったので、ハイライトを少しいれました。

背景の明るさは適度に均一になるようにしました。背景のグラデーションは強すぎると全体に暗い印象になるので避けたいと思います。

撮影セット

撮影時のセットは次のようになりました。

b

 

セット図

洋服の撮り方にはいくつかの方法がありますが、今回は「置き撮り」という撮影台の上に洋服を置き、上から撮影をする方法で行いました。

その他の方法にはトルソーやマネキンなどを使って撮る方法や壁などに服を吊るして撮る方法などがあります。

どの方法で撮るかは主に服の素材や特徴で決めたり、どのように見せたいかによって決めます。

今回の場合には服を窓にたいして少々斜めに置き、左上からの光になるようにしています。

また、上と右の白レフで影の強さを調整しています。

商品の仕込み

置き取りの場合、服自体の重みで床に押し付けられるので、「ペタ」っとした感じになりがちです。

そこで、服全体に適度な膨らみが出るように服のなかに紙を入れて適度なふくらみを作ります。

2

 

服の場合、形をどのように作るかで写真の印象が大きく変わります。どの形が良い悪いということはありませんが、どのように見せたいかを考えて形を作るようにしています。

今回は「セーター」なので肩と腕のラインに丸みを出して、全体がやや外側に膨らむような形にしています。

本番撮影

商品の準備ができたら、左のライトに対する商品の位置と白レフの位置などを微調整して本番の撮影をします。

セーターcc

 

今回もレリーズの代わりにセルフタイマーを使ってシャッターを切っています。

撮影後の画像の修正

撮影後には画像のコントラストや色などを調整しています。また、撮影時に取りきれなかったホコリなども取り除いています。

服のように平面的な被写体の場合、少しの角度の違いで光の当たり方が大きく変わり、印象も全く違ったものになるので、陰影の調整には時間をかけました。

今回までさまざまな商品を撮影してきましたが、洋服や料理は比較的自然光でも撮影がしやすいように思います。

また機会を見て違う商品で撮影をしてみたいと思います。

 

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フォトグラファー 商品撮影専門の制作会社を経て、フリーランスになる。 最終的な仕上がりまで考えながら撮影をしたいので、撮影から画像処理まですべてを自分で行うことが多い。 ライティングや仕掛けを考えるのが好き。

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